9回2アウトから同点に追いつきサヨナラのチャンスもあった粘りの韓国を突き放したのは、イチローのタイムリーヒットでした。極度の不振でも1番で使い続けた原監督の期待に応えて、最後に美味しいところを持っていくとは「さすがイチロー」です。
決勝で今大会初めての延長戦になるという、まるでドラマを見ているような展開でした。全部を見ていたわけではなかったのですが、素晴らしいライバル対決だったようです。球場の雰囲気は韓国の応援がすごくて、日本はアウェーに近い感じでした。
アジア野球のレベルの高さを見せつける結果になったので、日韓からメジャーへ行く選手が増えることになるんでしょうか?岩隈投手はきっと「マダックスのようだ」と言われそう。日本チームを苦しめたサウスポー奉重根投手と速球派の鄭現旭投手、最後を締めくくったダルビッシュ投手や、巧打を見せつけた青木外野手も注目を集めたでしょうね。メジャーで活躍するところを見てみたいような見たくないような、複雑な心境です。